3級ウェブデザイン技能検定ってどんな試験?勉強方法や合格に必要な勉強時間について解説
「3級ウェブデザイン技能検定って必要?転職や就職に役立つ??」
この記事では、このような悩みに答えます。
近年、企業のデジタル化が進む中で、ウェブデザインの需要はますます高まっています。
しかし、独学でウェブデザインを学ぶのは難しく、体系的な知識やスキルを身につけることが難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ウェブデザインの知識やスキルを証明できる「ウェブデザイン技能検定」についてご紹介します。
ウェブデザイン技能検定は、ウェブデザインの基礎知識から実践的なスキルまでを幅広く網羅した国家資格です。
合格すれば、就職や転職に有利になるだけでなく、フリーランスとして独立する際にも役立ちます。
この記事では、ウェブデザイン技能検定の概要、試験内容、合格に必要な勉強時間、勉強方法について詳しく解説します。
ウェブデザインのスキルアップを目指している方、ウェブデザインの仕事に興味がある方は、参考にしてみてください。
ぜひ最後までご覧ください!
3級ウェブデザイン技能検定の概要
サービス名 | ウェブデザイン技能検定 |
---|---|
運営 | インターネットスキル認定普及協会 |
受験料 | 学科:6,000円 実技:8,000円 ※25歳未満、受検申請日において在職者の方は3,000円 |
受験資格 | Webの作成や運営に関する業務に従事している者及び従事しようとしている者 |
試験時間 | 105分 |
出題数 | 25問 |
合格基準 | 70点以上(100点満点:ただし、下記の各作業分類において配点の60%以上の得点を得ること) |
公式サイト | 【公式】https://www.webdesign.gr.jp/ |
ウェブデザイン技能検定は、Web業界唯一の国家資格で、Webサイト制作に必要な知識やスキルを問う試験です。
試験は1級から3級まで3つのレベルに分かれており、3級から順番に合格する必要があります。
ウェブデザインの技術、サイトの運営・管理などを学科と実技の両面から評価されるため、Webサイト制作に直結するスキルを持っていることを客観的に証明することができます。
特に1級では、データベースの設計やPHPを含むWebサイト制作など、デザインに限らない、実践的かつ幅広い知識が問われます。
Web業界への転職を考えている方や、Webデザイナーに関わる仕事をお考えの方には非常におすすめの資格です。
\ ウェブにかかわる全ての人のための、国家検定/
3級ウェブデザイン技能検定の試験範囲
3級ウェブデザイン技能検定試験の試験科目及びその範囲ならびにその細目に関してはこちらをご覧ください。
- インターネット概論
- インターネット
- ネットワーク技術
- インターネットにおける標準規格・関連規格と動向
- ウェブブラウジング
- ワールドワイドウェブ(WWW)セキュリティ技術
- インターネット最新動向と事例
- ワールドワイドウェブ(WWW)法務
- 知的財産権とインターネット
- インターネットに関わる法令等
- ウェブデザイン技術
- ハイパテキストマーク付け言語および拡張可能なハイパテキストマーク付け言語(HTML・XHTML)とそのコーディング技術
- スタイルシート(CSS)とそのコーディング技術
- スクリプト
- サーバサイドアプリケーション
- ウェブ標準
- ウェブビジュアルデザイン
- ページデザインおよびレイアウト
- マルチメディアと動的表現
- ウェブインフォメーションデザイン
- インフォメーションデザイン
- インタフェースデザイン
- ユーザビリティ
- 各種データベースとの連携によるダイナミックなサイトデザイン
- アクセシビリティ・ユニバーサルデザイン
- ウェブサイト設計・構築技術
- ウェブサイト運用・管理技術
- 安全衛生・作業環境構築
- ウェブサイト構築
- ウェブサイトデザイン
- ハイパテキストマーク付け言語(HTML)、拡張可能なハイパテキストマーク付け言語(XHTML)、スタイルシート(CSS)によるコーディング
- 画像の利用
- マルチメディアデータの利用
- ページデザイン・レイアウト
- アクセシビリティ
- ウェブサイト運用管理
- 更新・管理
- ウェブサイトデザイン
学科 70点以上(100点満点)・実技 70点以上(100点満点:ただし、試験要項に示す各作業分類において配点の60%以上の得点を得ること)となっています。
\ ウェブにかかわる全ての人のための、国家検定/
3級ウェブデザイン技能検定合格に必要な勉強時間
3級合格に必要な勉強時間は、個人差が大きいですが、目安としては 30時間~50時間と言われています。
- モチベーションを維持する:目標を設定したり、仲間と一緒に勉強したりすることで、モチベーションを維持することができます。
- 分からないことは調べる:分からないことがあれば、参考書やインターネットで調べるようにしましょう。
- 時間配分を意識する:試験本番は時間配分を意識して、すべての問題を解ききるようにしましょう。
ウェブデザイン技能検定は、ウェブデザインの基本的な知識とスキルを証明する国家資格です。合格すれば、就職や転職に有利になるだけでなく、フリーランスとして独立する際にも役立ちます。
\ ウェブにかかわる全ての人のための、国家検定/
3級ウェブデザイン技能検定の勉強方法
ここでは、3級ウェブデザイン技能検定の合格を目指すための効果的な勉強方法を、段階別に詳しく解説します。
- 1ヶ月目:
- ウェブデザインの基礎知識を学ぶ(参考書、問題集、オンライン講座など)
- 過去問を解いてみる
- 2ヶ月目:
- ウェブデザイン実践のスキルを磨く(HTML、CSS、JavaScriptなど)
- 過去問を解き、時間配分を意識する
- 3ヶ月目:
- 模擬試験を受験し、実力を確認する
- 苦手分野を克服する
学科と実技それぞれに対して計画的な学習と努力が必要です。自分に合った勉強方法を見つけて、モチベーションを維持しながら学習を続けましょう。
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3級ウェブデザイン技能検定の申し込み手順
受検申請は、試験要項および試験細目(1級~3級)を熟読の上、手続きを下記の期間中に行ってください。
(試験要項は申請開始日に公表されます。必ずお読みください。)
開催回 | 開催日 | 受検申請期間 |
---|---|---|
第1回試験 (2級、3級) | 令和6年5月26日(日) | 令和6年4月1日(月)~ 令和6年4月15日(月) |
第2回試験 (2級、3級) | 令和6年8月25日(日) | 令和6年7月1日(月)~ 令和6年7月16日(火) |
第3回試験 (1級学科、2級、3級) | 令和6年12月1日(日) | 令和6年9月30日(月)~ 令和6年10月15日(火) |
第4回試験 (1級実技、2級、3級) | 令和7年2月16日(日) | 令和6年12月25日(水)~ 令和7年1月9日(木) |
実施予定地域は、試験概要中の試験日程をご確認ください。
すべての受検申請において、本人確認書類の添付が必要となります。
事前登録、基本情報登録を行う
必要事項を入力します。
申込確認画面で内容を確認
内容を確認し、送信をクリックします。
その後決済方法を選択し、受験料をお支払いします。
試験当日
試験会場へ時間通りに到着し、受験票、身分証明書を提示して本人確認を行います。
試験終了後にウェブデザイン技能検定サイトに解答速報が掲載されます。
資格登録
合格者は、受験日の翌月末に資格登録証書が送付されます。
定められた申し込み方法以外で手順を進めても、受理されないことがあるため、注意してください。
その他、詳しくはウェブデザイン技能検定サイトでご確認ください。
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3級ウェブデザイン技能検定おすすめの公式問題集
3級ウェブデザイン技能検定合格を目指すなら、やはり公式問題集と参考書がおすすめです。最新の出題傾向を反映しており、試験本番と同じ形式で問題を解くことができます。
ウェブデザイン技能検定3級 過去問題集
ウェブデザイン技能検定3級 過去問題集は、ウェブデザイン技能検定の公式問題集です。
この問題集は、最新の試験内容に対応しており、過去問を5回分収録しています。
また、解答だけでなく、詳細な解説も付いているので、自分の理解度を確認することができます。
ウェブデザイン技能検定3級 模擬試験問題集
ウェブデザイン技能検定3級 模擬試験問題集は、ウェブデザイン技能検定の公式問題集です。
これまでの勉強の成果を力試し。過去問題を解くことは、合格に必要な力が付いているか、どんな分野が弱いのかなど、最後のチェックに役立ちます。
協会公認の的確な解説を読むことで、自分の弱点を補強し、さらに応用力も身に付けることができます。
3級ウェブデザイン技能検定のメリット
3級ウェブデザイン技能検定は、ウェブデザインの基礎知識とスキルを証明する国家資格です。合格すれば、就職・転職に有利になったり、フリーランスとして独立したりする際に役立ちます。
ウェブデザイン技能検定は、Webデザイン業界で働く際に有利な国家資格です。具体的なメリットを以下に示します。
- 知識・スキルの証明になる
- 働く意欲のアピールになる
- 信頼性の向上につながる
順番にご紹介します!
知識・スキルの証明になる
ウェブデザイン技能検定に合格することで、Webデザインに関する基本的な知識とスキルを客観的に示せます。これは就職や転職の際にプラスの評価を受ける要因となります。
- HTML/CSS:ウェブサイトを構築するための基本的な言語であるHTML/CSSの知識
- ウェブデザインの基礎知識:色彩、レイアウト、タイポグラフィなどのウェブデザインの基礎知識
- ウェブデザインの考え方:ユーザーにとって使いやすい、見やすいウェブサイトを設計する考え方
これらの知識・スキルを持っていることを証明することで、以下のメリットを得ることができます。
働く意欲のアピールになる
未経験からの就職を考えている場合、ウェブデザイン技能検定の取得はやる気のアピールになります。特に3級は未経験者を対象としているため、最低限の知識・スキルを証明できます。
資格取得のために努力した経験や、学んだ知識・スキルをアピールすることで、以下のメリットを得ることができます。
- 面接で好印象を与える:面接官に、仕事に対して真摯に取り組む姿勢を伝えることができます。
- 希望する仕事に就きやすくなる:ウェブデザイナーやWeb制作担当者などの希望職種への就職・転職に有利になります。
- キャリアアップにつながる:仕事を通してスキルを磨き、キャリアアップを目指すことができます。
近年、Web業界はますます成長しており、人材不足が深刻化しています。Webに関する知識とスキルを持っていることを客観的に証明できます。
おすすめの転職サービスについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!
信頼性の向上につながる
国家資格であるウェブデザイン技能士は、Webデザイン技能検定の1級~3級合格者が名乗ることができる資格です。取得後はずっと活躍できるため、信頼性が高まります。
資格を持っていることで、以下のメリットを得ることができます。
- クライアントからの信頼を得られる:クライアントから、安心して仕事を任せてもらえるようになります。
- 上司からの信頼を得られる:上司から、重要な仕事を任される可能性が高くなります。
- チーム内でリーダー的な役割を担うことができる:チーム内でリーダー的な役割を担うことで、自分のスキルをさらに磨くことができます。
ウェブデザイン技能検定は、1級から3級までの等級があり、受検資格や試験の難易度も異なります。自分の目指すキャリアに合わせて適切な等級を選び、スキルアップを図りましょう。
\ ウェブにかかわる全ての人のための、国家検定/
IT・Web業界で活躍できるおすすめWeb資格
キャリアアップ・スキルアップを目指すなら、自分の興味関心やスキル・経験に合わせて、適切な資格を取得するようにしましょう。
資格を取得するだけでなく、実務経験やスキルアップのための自己学習が大切です。
IT・Web業界おすすめ資格はこちらの9つです。
転職未経験からWeb業界を目指す人は、まずはWeb関連の資格を取得することがおすすめです。
資格取得を目指すことで、新しい技術やトレンドを学び、自分のスキル・知識を身に付けることができます!
Web関連の資格を取得を目指しながら、Web業界への転職を有利にしたり、年収アップ・キャリアアップを目指しましょう!
おすすめのWeb資格について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!
まとめ:3級ウェブデザイン技能検定でIT・Web業界で活躍しよう!
今回は、3級ウェブデザイン技能検定についてご紹介しました!
ウェブデザイン技能検定3級は、ウェブデザインの基礎知識とスキルを証明する国家資格です。合格することで、就職・転職、フリーランス、スキルアップ、自信など、様々なメリットを得ることができます。
IT・Web業界で活躍したいと考えている方は、ぜひウェブデザイン技能検定3級に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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