一度は挑戦したであろう「早起き」。
なんとなくその重要性はわかってはいるものの、なかなか続けるのって難しいですよね。
この本をよめば、「早起き」に対する不安は解消され、「早起き」を継続するのが楽しくなります。
今回は、「スゴい早起き」についてご紹介します。
- 早起きするのが苦手
- 朝中心の生活リズムにしたい
- 勉強などのいい行いを習慣化したい
「スゴい早起き」とは?
2019年1月に、すばる舎から発売されたビジネス書です。
Amazonカスタマーレビューでは平均4.0となっています(2022年4月現在)。
著者のプロフィール
塚本 亮
同志社大学卒業後、ケンブリッジ大学大学院修士課程修了。
主な著書に『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』『IELTS英単語・熟語5000完全攻略 〈MP3CD-ROM付き〉』(共に明日香出版社)、『努力が勝手に続いてしまう。』(ダイヤモンド社)など。
著者の人生を変えた「早起き」
著者は、高校2年時の「早起き」で人生が激変しました。
小学生の頃から勉強が苦手で成績が悪く、高1の学力テストでは偏差値30台だったそうです。
そんな著者が「早起き」をきっかけに偏差値を30ほど上げて同志社大学に合格。
さらにその後、ケンブリッジ大学の大学院を受験し、合格しました。
意志が弱い人でも「早起き」できる
本書は、心理学に基づいた早起きのメソッドがなんと33個も用意されています。
誰もが一度は挑戦し挫折したであろう「早起き」。
本書を読むことで、早起きに対する考え方が変わり効果的な活動を行うことができます。
図解で分かりやすく解説
本書では、ここぞというところで「早起き」についての図解が登場します。
「早起き」などの取り組むための手法から、取り組んだ結果どうなるのかが一目で分かるようになっています。
私自身の感想としては、この図解を見るだけでポジティブになる印象です。
本書を読むだけではなく、図としても理解を深められるので無理なくノウハウを習得できます。
本の内容
本書は、「早起き」についてインプットからアウトプットまで順番に解説されています。
もくじをまとめたものがこちら!
- 「早起き」の劇的効果について
- 早起きできる「心理法則」&「7つのメソッド」
- 軽々起きられる6つの「早起きトリガー」
- ダントツに集中できる朝時間の活用法
- パフォーマンスが高まる生活習慣
「早起き」のマインドセット
主に第1章の内容です。
「早起き」に対する客観的な見方から、著者の主観的な体験まで幅広く学ぶことができます。
朝起きてからの「脳のゴールデンタイム」という考えのもと、著者自身は率先して早起きし、取り組みたい勉強や仕事をするようにしたそうです。
本書で紹介されている早起きのメリットをまとめたものです。
- 勉強効率アップ
- 自信アップ
- モチベーションアップ
- 高パフォーマンス
- 毎日がワクワク
私が本書を読んだイメージとしては、
といったようなサイクルが起こります。
7つのメソッド&6つのトリガー
主に第2章、第3章の内容です。
実際の早起きの方法や早起きを続けるための秘訣について学ぶことができます。
私自身、これまで早起きは実践しているものの、早起きそのもののメリットを活かしきれてないような気がしていました。
そこで、私自身本書を読むことで、改めて早起きに対する考え方が変わりました。
本書は、早起きのノウハウと早起きに対する苦手意識を無くすテクニックが満載です。
すぐに実践できるものばかりですので、まずはそのまま真似をしてやってみるのがおすすめです。
「早起き」で生まれた時間をどうするか?
主に第4章、第5章の内容です。
朝の活用法や生活習慣などの普段の生活で気になる項目に対して、「体調」と「感情」それぞれの特徴に合わせたアプローチが数多く書かれています。
私自身、朝の早起きは定着しつつあるものの、その得られた時間の有効活用に関して、そこまで深くは考えていませんでした。
読んで学んだこと

やっぱり「早起き」が大事
本書を読んで、著者の体験やノウハウを含めて改めて「早起き」が大事だと学びました。
早起きによって得られるメリットも大きいですし、朝の時間の生産性の高さというのも魅力です。
私自身、早起きは習慣化できているので、その早起きによって得られた朝の時間の質の向上に努めていきます。
33のメソッドの習得
実際の早起きの方法や、早起きを続けるための秘訣について学びました。
第4章、第5章の内容でもある、朝の活用法や生活習慣などについても見直すことができました。
本書のメソッドは、どれも簡単に実践できます。
自分に合いそうなものや興味があるものから優先して取り組むのがおすすめです。
「早起き」だけでは見えなかった世界
本書は、「早起き」を基点としての、時間術、習慣術、勉強法などの学び。
アウトプットでの、体調管理、読書、有酸素運動、記録、英語学習などの方法。
それぞれが相乗効果となって、「早起き」に結びついているという印象を受けました。
私自身、〇〇術や、〇〇法など。効果的に成果を出すやり方は知っているものの、これらを合わせることによる「相乗効果」について考えていませんでした。
今後は「相乗効果」で得られることについても、様々な視点から考えていきます。
まとめ
今回は、「頭が冴える! 毎日が充実する! スゴい早起き」についてご紹介しました。
本書を読んで改めて「早起き」に挑戦して、有意義な時間を過ごしていきましょう。

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