今回は、『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』についてご紹介します。
- 本が難しくて読めない
- 読んだ内容を忘れてしまう
- どのように読んだらいいか分からない
「東大読書」とは?
2018年6月に、東洋経済新報社から発売されたビジネス書です。
Amazonカスタマーレビューでは平均4.0となっています(2022年3月現在)。
著者のプロフィール
西岡 壱誠(ニシオカ イッセイ)
元偏差値35の現役東大4年生。教育系ベンチャー企業の株式会社カルペ・ディエム社長。
東大生は「能動的な読書」をしている
東大生はなぜ自然に「能動的な読書」ができているのか。
それは「本を読み込む力」、「地頭力」が優れているからだそうです。

受動的な読書になっていました…。
東大生は、最初のスタートからが違うんですね!
「東大読書」を身につける
「東大読書」は「本を読み込む力」、「地頭力」を同時に鍛える読書術のことです。
5つの力を鍛えることで、この技術を身に付けることができます。
この力と、伸ばすためのやり方(本書から一部抜粋)がこちら。
- 読み始める前の準備をする
- 「読解力」
- 「記者」になったつもりで読む
- 「論理的思考力」
- 「整理」しながら読む
- 「要約力」
- 2冊同時に読む
- 「客観的思考力」
- アウトプットを重視する
- 「応用力」
思考についてより深く学びたい方は、こちらもおすすめです。


実は2本立ての構成
分量的には「東大読書」(本の読み方)8割、本の探し方2割といった内容です。
本を読むのも選ぶのも大切な要素だと思います。
ぜひ、本書を読んで技術を身に付けましょう。
読んで学んだこと


読書に対するマインドセット
本を読む前から、もう本との勝負が始まっていることを学びました。
また、こんな方法があったのかと、思わずいってしまう内容ばかりでした。
ときに読者から「記者」になってみたり、著者がなにを考えているのかメタ的に考えてみたり。
本以外の飛び道具も満載、一つでも多く実践していきましょう。
文章を理解する大切さ
本を読むことはもちろん、文章自体を理解する大切さを学びました。
本は文章でまとめる、文章は一文でまとめてみるなど。
自分の言葉で整理していければと思います。
アウトプットが大事
本はよみっぱなしにしないということが大事、ということを学びました。
ここでのアウトプットは、どうすれば読んだ後に行動出来るのかという内容です。
どうすれば本の内容を理解し、記憶に残すことができるのか。
これを学んだ先に、アウトプットにつながると思います。
読んで変わったこと


意見を持てるようになった
本を読む行為自体がは内向きでのインプットになりがちです。
そこで本書を通して、本当にそうなの?といった視点で読むことによって、自身の意見を持てるようになりました。
また、複数の本などを読むことによって「私」と「著者」との意見の違いも明確になり、さらなるインプットやアウトプットにつながっています。
やはり、東大生はすごい
本書を通じて、改めて東大生の凄さが分かりました。
最近ではテレビなどのバラエティにも登場し、多彩な才能を発揮している彼らですが。
さらに身近に感じることができました。
本書のようないわば東大生のエッセンスを、日常生活に取り入れていきます。
この本が読めるようになった
以前この本を読んだ時より、私自身が本を読めるようになっていたということです。
今回執筆のため再度読み直したところ、以前とは違う「何か」を感じることができました。
本は、そのときの自身の感情や能力によっても内容の捉え方が変わります。
これからも定期的に読み直し、私だけの「読書術」を身に付けていきます。
まとめ
今回は、『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』についてご紹介しました。
読書術を学べばこれから先、読みたい本がどんどん読めるようになります。


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