今回は、『「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考』についてご紹介します。
- 記憶力に自信がない
- そもそも考えることが苦手
- いまの才能がない気がする
「東大思考」とは?
2020年7月に、東洋経済新報社から発売されたビジネス書です。
Amazonカスタマーレビューでは平均4.0となっています(2022年現在)。
著者のプロフィール
西岡 壱誠(ニシオカ イッセイ)
元偏差値35の現役東大4年生。教育系ベンチャー企業の株式会社カルペ・ディエム社長。
東大生の思考習慣とは?
本書は、東大生の思考回路を、誰でも再現可能な思考法のエッセンスとして要約し、頭の出来に関係なく実践可能なテクニックとして紹介しています。
著者は、自身の失敗談から「やっぱり頭のいい人は『思考回路』が違うんだな」という気づきを得ました。
東大生は、「日常から、広く、深く考える思考習慣」がついており、あらゆることが「最高の教材」に早変わりするとのことです。
「東大思考」を身につける
「東大思考」とは、「考える技術」と「地頭力」を同時に鍛える思考のことです。
本書のPART1の1〜5章までの内容で「東大思考」について解説しています。
まとめたのがこちら!
- よく覚えてるな、そんなこと!
- 「絶対に忘れない記憶力」
- めっちゃプレゼンうまいよね!
- 「難しいことも的確に伝える要約力」
- あの人の解説、わかりやすい!
- 「誰にでも必ず理解させる説明力」
- なんでそんなこと思いつくの?
- 「自然とあふれるひらめき力」
- あの人に任せておけば大丈夫!
- 「頼りにされる問題解決力」
文章としてアウトプットしたい方は、こちらもおすすめです。

実は3本立ての構成
分量的には「東大思考」(考え方)6割、考え方寄りのアウトプット2割、アウトプット2割といった内容です。
思考の本は、インプット中心になりがちですが、本書では考え方の紹介にもアウトプットするワークがあります。
ぜひ本書を読んで、技術を身に付けましょう。
読んで学んだこと

考え方に対するマインドセット
だれでも「東大思考」が身に付くということを学びました。
- 5つの思考回路を習得すれば、誰でもマネできること
- 記憶力ではなく、「しまい方」が重要ということ
- 丸暗記ではなく、原因を理解するということ
普段当たり前にやっていることに対して、考え方をアップデートすることができました。
軸で物事をとらえることの大切さ
1つの物事に対する幅や関連性などを意識することの大切さを学びました。
原因や結果、マクロ・ミクロ視点など。
PART1の1〜4章の内容をもとに、様々な切り口考えることができました。
本質は何かを考えることの重要性
1つの物事に対して、対立軸など両面から考えることの大切さを学びました。
PART1の1〜4章で出てきた内容を5章で改めて考えることにより、その物事に対する本質は何かを自身で結論を出すことができました。
また、物事に対する本質は何かという思考を繰り返していくうちに、2軸の両端が分かるようになり、それぞれの意見が持てるようになりました。
読んで変わったこと

物事に対する見方や考え方が変わった
いままでは、1つの側面でしか見れなかったことが、様々な切り口で考えられるようになりました。
本書では、「一を聞いて十を知る」というのが出てましたが、私自身は7ぐらいになったと思っています。
今後も数を伸ばしていけるように、見方や考え方を増やす取り組みをしていきます。
自分の立場自体も考えることできた
物事に対する見方や考え方だけではなく、私自身の主観・客観・ふかんなど、それぞれの立場においても物事を考えることができるようになりました。
物事に対する考え方と掛け算すると、見方や考え方にもさらなる広がりを見せます。
今後は答えに対して、効率よく優先順位をつけられるよう考えるスピードを意識していきます。
以前より、ひらめきが増えた
ここでのひらめきとは、いままでは考えもつかなかった2つを、一つとしてカテゴライズすることができるようになったことです。
また、その考えに対しての理由や考え方も以前より深みが出てきました。
今後も、アウトプットを通じて「思考の質」を高めていきます。

考え方の考え方を学ぶだけで、こんなに変わるのか!
まとめ
今回は、『「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考』についてご紹介しました。
本書を一日でも早く読んで、自身の思考回路をアップデートしていきましょう。


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