「第二新卒での転職」はやめた方がいいの?転職するときに注意すべきこと

「第二新卒の転職」 20代後半・普通の会社員が提案する、 転職するときの注意すべきこと

入社してまだ3年目、なんか業務内容もルーティン化してきたし、転職すべきかどうか悩んでいる。

漠然とした転職に対する不安があるものの、まず周りで転職している方が見当たらない…。

そう思ったことはありませんか。

第二新卒とは、

新卒で入社した後、およそ3年以内に転職する人のこと、あるいは転職を希望する人のことである。

Weblio辞書 第二新卒とは何?一部引用

第二新卒は以前の時代じゃ考えられない属性なのかもしれません。

転職について職場の先輩に相談すると、「最近の若い奴は…」とか言われるかもしれません。

第二新卒が考えたい転職への切り口について考えた結果、あなた自身で転職するかどうかを見極めるということ。

この記事では、第二新卒が考えたい転職への切り口について深堀していきます。

これから転職するかどうか迷っている方におすすめの記事です。

私の体験談が、あなたの転職活動の最後の一押しになれば幸いです。

今回は、転職するときに注意すべきことについてご紹介します。

本記事の信頼性

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  • 異業界・異職種への転職
  • 資格保有多数あり
目次

約4割の新卒が3年以内に転職している

データ調査

第二新卒が転職するときに注意すべきこととして、約4割の新卒が3年以内に転職しているということです。

厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況」(2021年)では、就職後3年以内の離職率は新規高卒就職者36.9%、新規大卒就職者31.2%となっており、約4割の第二新卒の方が転職をしています。

第二新卒の5割である半分以上は、少なくとも3年間は離職をせず働いているということになります。

転職自体に躊躇している方にとっては、第二新卒転職はわりと盛んに行われているということがわかったと思います。

つまり、約4割の新卒が3年以内に転職という数字を、あなた自身でどのように捉えるのかが重要なのです。

「VUCA」の時代へ突入している

キャリア

第二新卒が転職するときに注意すべきこととして、「VUCA」の時代へ突入しているということです。

「VUCA」とは、

Volatility(変動)、Uncertainty(不確実)、Complexity(複雑)、Ambiguity(曖昧)の頭文字をつなぎ合わせた造語で、これら四つの要因により、現在の社会経済環境がきわめて予測困難な状況に直面しているという時代認識を表す言葉です。


Weblio辞書 VUCAとは何?一部引用

つまり「VUCA」の時代に合わせて、会社として、社員として、生き残りをかけて対応していくことが求められます。

例えば、大手企業に入社して一生安泰、というようなことはなく、会社によっては退職金カット早期退職などが行われるようになりました。

「VUCA」の時代へ突入という背景があり、第二新卒の間でも早くにキャリアや会社に見切りをつける。

以前よりも、第二新卒に限らず多くの方が転職を考えることが多くなっているということなのです。

スキルや経験が不足している前提で考える

第二新卒が転職するときに注意すべきこととして、第二新卒はまだ社会人としてのキャリアが短く、スキルや経験が不足している可能性が高いということです。

もし第二新卒から転職活動をする場合は、その少ないキャリアから選考時に書類に書く内容や話すことを考える必要があります。

例えば前職で、

  • 頑張ったこと
  • 評価されたこと
  • 経験で得られたこと

など。

ぱっと思いつくような、印象に残っている、あなたのキャリアでの気づきや学びはあったでしょうか?

その他にも日々のルーティン業務、プロジェクト型事業、イレギュラー発生時の対応など。

キャリアでの出来事があったとき、あなたは何を考え、どのように行動して、どんな結果になりましたか?

あなた自身でこれまでのキャリアでの経験、経験によって得られる気づきや学びなど。

これら全てを明確にしてから、課題をもって日々の業務に取り組むということ。

それでも改善したい「こと」があるなら、転職活動を始めるのがおすすめです。

社会人経験が長いと、選考の難易度も上がる

選考

第二新卒が転職するときに注意すべきこととして、社会人経験が長いと、選考の難易度も上がるということです。

転職市場では社会人経験が長くなればなるほど、より経験を重視した採用になります。

そのため、マネジメント経験やビジネススキルなどが強く求められます。

私自身、未経験からの異業種異業界への転職だったため、面接では特にマネジメント経験について聞かれることが多かったです。

もし、第二新卒またはそれ以降で転職を考えているのなら、それは早い段階で結論を付けるのがおすすめです。

良くも悪くも、同じ会社や職場で働き続けることで、それに対するスキルや経験が身に付きます。

会社の目指す方向性がわかったり、どのように働いたらいいのかが分かってきます。

その一方で、仮に転職をしたいと考えるようになったとしても、

「まだこの会社にいようかな?」

「もう少し頑張ってみようかな?」

「この時期は人が少ないから、ここで抜けたら会社にとっても迷惑だよな…」

など、役職としての責任を負う立場になっているかもしれません。

つまり、どんどんその会社や組織から抜けられない状況に陥ってしまいます。

ですので、働き続けるなかで成長を実感できて、マネジメント経験やビジネススキルが身に付く環境なのか。

将来的に、この会社で長く働き続けるのかどうかなど。

第二新卒の早い段階からあなた自身で考えておく、というのが重要です。

いまの会社が合わない、もしかしてブラック…

考える人

第二新卒が転職するときに注意すべきこととして、社会人経験が短いことによってその会社が世間からみてどうなのかということが分かりにくいということです。

あなた自身がいまの会社が合わない、ブラック企業だと思っている。

正直こういった場合は、同じ会社で働き続ける必要はないです。

しかしながら、会社が合わないとかブラック企業なのかどうかの判断材料には、困ってしまいますよね。

先輩社員に相談したら、相談が原因でも先輩も上司から何か言われるかもしれない…。

両親に相談したら、「いますぐ実家に帰ってこい」

もしくは、「なに甘いこといってるんだ」と突き返される…。

同期に相談したら、「それは絶対ブラックだよ、ブラック笑」と酒の肴になる。

転職を本気で悩むあなたにとって、あまり参考にならない価値観を得ることになります。

だからこそ、キャリアに問題があるかもと思った段階で転職エージェントに相談するのがおすすめです。

私自身、残業が多くきついと思ってはいたものの、長いあいだ気づくことが出来ませんでした。

このように、いまの会社が合わない、もしかしてブラック企業かも?

といった悩みに対しては、転職の専門家である転職エージェントに相談するのがおすすめです。

未経験業界・職種へのチャレンジできるタイミング

CHANGE

第二新卒が転職するときに注意すべきこととして、未経験へのチャレンジできるタイミングであるということです。

転職雇用の流動性の高まりや人手不足の深刻化に伴い、転職市場における第二新卒の需要が高まっています。

そのため、以前の時代よりもいわばポジティブな転職に挑戦することができます。

ポジティブな転職というのは、あなた自身で「やりたいこと」決まっており、今の会社では実現できないことを解決する転職のことです。

例えば、○○業界の○○という業種で働きたいといった感じです。

企業側の魅力としてセットで伝えることができれば、選考時に大きなプラスになります。

さらに、第二新卒でのキャリアから、次の企業で活かせることがあればなお大きいです。

あなた自身で転職を決意した場合は、とにかくはやく行動することがおすすめです。

第二新卒の転職市場は活発で、あなたと同じようにポジティブな転職をしているライバルが多いです。

ですので、転職サイトや転職エージェントに相談して、スピーディーに転職活動を始めましょう。

転職の目的やキャリアを明確にする

next stage

第二新卒が転職するときに注意すべきこととして、今回の転職の目的や今後のキャリアを明確にしてから転職活動をするということです。

第二新卒とは、

新卒で入社した後、およそ3年以内に転職する人のこと、あるいは転職を希望する人のことである。

Weblio辞書 第二新卒とは何?一部引用

第二新卒の場合、3年以内の転職ということになります。

以前より転職市場が活発になっているとはいえ、3年以内の転職は企業側からすると、早期退職やまた転職してしまうなどのリスクがあります。

そのために、今回の転職の目的や今後のキャリアを明確にする必要があるのです。

外部環境の要因として、

  • 約4割の新卒が3年以内に転職している
  • 「VUCA」の時代へ突入している
  • 社会人経験が長いと、選考の難易度も上がる

内部的な要因として、

  • スキルや経験が不足している前提で考える
  • いまの会社が合わない、もしかしてブラック…
  • 未経験業種・職種へのチャレンジしたい

このような形で考えることで、あなた自身の転職についての理由や企業を志望する動機が明確になります。

さすけ

転職理由や志望動機については、面接でほぼ聞かれることの多い質問でした。

書類作りや面接での質問などを前提に、あなたの転職に対する答えを明確にしながら、転職活動を始めてみましょう。

転職について分からないことがあったら、転職サイトや転職エージェントを通じて転職活動するのがおすすめです。

このように第二新卒で転職する場合には、転職の目的やキャリアを明確にして、質の高い転職活動にしていくことが重要です。

まとめ

アイコン

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

さすけ

この記事の要点について、
簡単にまとめます。

今回は、転職するときに注意すべきことについてご紹介しました。

第二新卒が、転職するときに注意すべきことについてはこちらです。

  • 約4割の新卒が3年以内に転職している
  • 「VUCA」の時代へ突入している
  • 社会人経験が長いと、選考の難易度も上がる
  • スキルや経験が不足している前提で考える
  • いまの会社が合わない、もしかしてブラック…
  • 未経験業種・職種へのチャレンジしたい
  • 転職の目的やキャリアを明確にする

第二新卒としてのさまざまな切り口で考えた結果、自身で転職するかどうかを見極める必要があります。

転職するにせよ、しないにせよ、しっかりキャリアと向き合いながら自らで後悔のない選択をしていきましょう。

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「第二新卒の転職」 20代後半・普通の会社員が提案する、 転職するときの注意すべきこと

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この記事を書いた人

名前:さすけ/日々の業務がルーティンワーク化し、充実した毎日を送りたいと願う30代会社員/新しいことにチャレンジしたいという一心でブログを開始/ブログがきっかけで、未経験ながらウェブ業界に転職/やりたいことをやるための仕組みとして資産運用を開始/株式投資、つみたてNISA、iDeCoを学び実践/読書・転職・副業について、もっと身近な存在となるようなブログを目指します!
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