アフターコロナ。
言葉の意味としては、コロナ後ということになりますが、ルールチェンジしてしまった後の時代です。
この先どうやって働いていけばいいのか、不安になりますよね。
テレワークや、時差出勤。
感染予防対策として、身に付けていたマスクや消毒液といった文化は、今後どうなっていくのでしょうか。
また、
- 企業
- 仕事
- 働き方
この3つの視点から、コロナ後の世界の行き先についても書かれているのです。
今回は、「コロナ後に生き残る会社 食える仕事 稼げる働き方」についてご紹介します。
- 会社のポスト・コロナ戦略が知りたい
- コロナ後に会社員として生き残るにはどうすればいいのか
- 働くことによる豊かさとは何かを考えたい
「コロナ後に生き残る会社 食える仕事 稼げる働き方」とは?
2020年7月に、東洋経済新報社から発売されたビジネス書です。
Amazonカスタマーレビューでは平均4.0となっています(2022年3月現在)。
著者のプロフィール
遠藤 功(エンドウ イサオ)
株式会社シナ・コーポレーション代表取締役。
早稲田大学商学部卒業。米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。
「コロナ・ショック」を見据えて、いっきに書き下ろし!
「コロナ・ショック」とは、簡単に説明すると、コロナ感染症による経済的打撃のことです。
私たちは「コロナ・ショック」を、自らの手で「コロナ・チャンス」へと変えなければならない、という内容です。
ちなみに、コロナ緊急企画ということもあって、約2週間で書き上げたそうです。
コロナ後、日本人を襲う「会社・仕事・働き方の大変化」
いったいこの後、世界はどうなってしまうのか、ビジネス社会はどう変わっていくのか。
「変化の本質」を見抜き、「生き残り、稼ぎ続けられる人」になろう、という内容です。
本の内容
本書は6章構成になっております。
実際のもくじはこちらです。
- コロナがもたらす「本質的変化」とは何か
- コロナ後に日本企業は何を、どう変えるべきなのか
- コロナ後に、「仕事」はどのように変わるのか
- コロナ後に、「働き方」はどのように変わるのか
読んで学んだこと

「経営戦略」を見直す大切さ
著者の提案する「SPGH戦略」と、それぞれの具体的な方策を学びました。
大きく分けて4つ。
- 売上減少に対して身軽さと守りを固めること
- コロナ渦での「当たり前」を継続すること
- 戦略配分をパーセンテージで分けること
- 組織を動かすためのマインドや「個」の力のこと
私自身の、普段仕事での疑問や悩みにズバッと切り込んでいくような内容でした。
今後の「仕事」に対しての考え方
時代背景としては、大きく2つ。
- コロナ渦での失業は一時的ではないということ
- 専門家としてのプロしか稼げなくなること
最初は、この著者がエリート(私自身の価値観)だから、こんなこといっているのだろうと思いました。
しかし、読み進めるうちに少しずつ理解ができました。
「プロ」としての専門性を磨くことになる、と気付くことができました。
「働き方」に対するマインドセット
私自身の「働き方」を改めて見直すことができました。
コロナ渦によって、テレワークなどいわば「新たな選択肢」を手に入れました。
例えば、オフィスに出社するというこれまでの「当たり前」の状態よりも、
会社に出社せずに働くテレワークでコロナ前より生産性が向上した企業があるという事実。
これは、私自身重く受け止めなければならないと考えました。
読んで変わったこと

組織に対しての「個人」の在り方
どうしても、「個人」の限界といいますか。
仮にこの本を読んで実行したいと思っても、まず変われるのは自分だけだと思います。
だとすれば、いま所属している組織そのものを変えるのもひとつの「選択肢」です。
今後は、いつでも行動を起こせるように学び、そのときに備えて職務に励んでいきます。
「プロ」を目指す
私自身ゼネラリスト思考で、けっこう抵抗はあるのですが笑。
仕事においては、スペシャリストとして専門性を磨いていきます。
「働き方」はこの先も考え続ける
本書の提案も参考にしつつ、「ポスト・コロナ」を見据えて行動していきます。
会社に属するのか、独立するのか、どこまで労働時間を減らせるのかなど。
専門性を磨きつつ、ひとりの人間としての生き方も考えていきます。
まとめ
今回は、「コロナ後に生き残る会社 食える仕事 稼げる働き方」についてご紹介しました。
ぜひ、新しい時代の波に乗り遅れないよう、今できることを始めてみましょう。

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